INTERVIEW

PERSON 04

インフラ作りを通じて
私を育ててくれた
チュニジアに恩返し

大森 沙美

電力インフラ第五部

2011年入社。住友商事に入社する前はエンジニアリング会社にて温室効果ガス削減プロジェクトに従事。その後コンサルティング会社へ移り、政府・官公庁に対する排出権取引等のアドバイスを行う。幼少時を過ごしたチュニジア、またはアフリカで仕事をしたいと考えるようになり、そのチャンスがあると考えた住友商事に入社する。

私のキャリアヒストリー

エンジニアに囲まれ過ごした新卒時代
温室効果ガス削減プロジェクトをライフワークに

新卒で入社したのはエンジニアリング専門の会社です。いわゆる文系社員がほとんどおらず、エンジニアばかりの職場で温室効果ガス削減プロジェクトに携わりました。そういう環境だったので、私自身もいつしか「温室効果ガス対策のスペシャリストになりたい」という気持ちが芽生えました。
その後、コンサルティング会社へ転職し、今度は政府や企業に向けた温室効果ガス削減プロジェクトの提案や評価を行う仕事に就きました。国際的な枠組みを使ってどのようにプロジェクトを始動するか、また排出量取引(キャップ・アンド・トレード)をどのように活用するか等、さまざまなコンサルティングを行い、温室効果ガス削減に貢献しました。
私は幼少期をチュニジアで過ごしたということもあり、チュニジアには人並み以上に思い入れがあります。いつかはチュニジアで仕事をしたいという気持ちもあり、チュニジアの小さなエネルギーコンサルティング会社で働いたこともあります。そこでもアフリカの温室効果ガス削減プロジェクトに携わることになり、まさに温室効果ガス削減プロジェクトは私のライフワークといえるでしょう。
住友商事に入社後は新たな二酸化炭素分離技術の開発事業や上下水道事業などを経験し、電力インフラ第五部に配属になりました。主にアフリカなどの途上国における電力インフラの構築を行う部署です。
チュニジア入りしたのは、2017年の2月でした。当時は駐在所も無く、まずは半年ほどかけて国の制度理解や現地企業との交渉等を行いました。その後、ガス火力発電所建設の契約を現地の電力公社と締結できたため、工事事務所の立ち上げに従事し、現在は副所長という肩書をいただいています。
現在の私の仕事は、直接的に建設工事を進めるというよりは、現地スタッフや工事事務所のマネジメントがメインです。また、現地ロジスティクスやファイナンスも管理しているので、スペシャリストというよりゼネラリストといえますね。

私が住友商事に惹かれた理由

フラットに意見が言えるカルチャー
多様性を持ち自然体で働くことができる組織へ

住友商事は、社員の幸せや満足を考えてくれる働きやすい会社です。
仕事での上下関係はあるのですが、皆フラットに接してくれるし自由に意見を言えるカルチャーがあります。もちろん、男性に限らず女性でも同じです。総合商社は男性社会というイメージが私も入る前はありましたが、特に住友商事は、女性でも働きやすい会社だと思いますし、男性と同じように女性でもキャリアやポジションを柔軟に考えてくれます。私も家庭の事情で海外赴任を見合わせたいとお願いして考慮してもらった等、プライベートな事情でも上司に相談に乗っていただける雰囲気があります。
私が入社した当時は、まだ「女性は肩肘張って仕事しないとこの男性社会の中で生き抜いていけない」という印象を少なからず持っていました。
その後数年経ち、電力本部に異動になった際に、女性の働き方に関するワーキンググループを立ち上げることになり、私がそのリーダーに任命されました。今思い返すと、会社としても女性の働き方に変革を求めていたのだと思います。
ワーキンググループでは、電力本部に所属している女性社員にいろいろ話を聞いて回り、その意見を基に上司へ提言しました。今では女性社員が増えてきたこともあり、「女性だから」ということを意識せず、自然体で働くことができる会社になったと感じています。

私が住友商事で目指す未来

カーボンニュートラル社会実現の一翼を担う発展途上国の雇用や産業の創出に貢献

温室効果ガス削減やカーボンニュートラルといった分野の専門性をもっと活かして働きたいと考えています。
世界的にSDGsが注目される中、クリーンエネルギーや気候変動といった観点が社会活動や企業活動で重要視されるようになりました。住友商事でもこれらの課題に向けて、再生可能エネルギー事業に加え、新たな組織を立ち上げ、積極的に取り組んでいます。
例えば、現在駐在しているチュニジアについて言えば、電力インフラとしてはいまだにガス火力がメインです。そのガスもアルジェリアからの輸入に頼っており、国としてはその依存度を可能な限り小さくしたいと考えています。再生可能エネルギー事業はそのようなチュニジアの事情にもマッチしており、チュニジア政府も力を入れようとしています。軌道に乗れば地域の雇用や産業の発展に一定の効果も見込めます。とはいえ、政情が現在不安定で、なかなか思う通りに進まないのですが・・・。
住友商事は幅広い事業を展開し、かつ時代に合わせて柔軟に事業ドメインを変えていくことができる会社です。自分がチャレンジしたいことの多くはこの会社で実現できるといっても過言ではありません。また、様々なチャンレンジが出来るということは、成長の機会が多くある、ということでもあります。私自身も社内での異動を重ねることで、専門外だったファイナンスの知識を身につけ、俯瞰して事業全体を見渡す思考ができるようになりました。
中途で入社される方に対しては、ぜひ自身の発信力を高めてほしいと思います。外部からの意見や行動というのは、会社が変革する要因のひとつです。より多様性を広げるきっかけにもなるでしょう。
柔軟な会社・組織であるためには、常に変革を促す存在が必要です。これから入社してくる方には、強い発信力を持ち、会社の可能性を信じ、組織に影響力のある存在になって欲しいと思っています。

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